第2回「スカルプターズ・ラボ」造形コンペ選考会審査員対談【後編】 竹谷隆之×大山竜×塚田貴士×大畠雅人×植物少女園/石長櫻子×タンノハジメ

第2回「スカルプターズ・ラボ」造形コンペ選考会を終えて、応募作品への感想を対談形式で公開!本誌に載せきれなかった審査員の熱いコメントをぜひお楽しみください。
第2回「スカルプターズ・ラボ」造形コンペ 審査員対談
【No.119】カレー食べタヨ「狗賓(ぐひん)」
石長:色々な方向から見ても面白い形になっていて、決め角度以外から見たら別の作品に見えるので不思議な感じがして面白いなと思いました。出力したらどうやって展示するのか謎なんですけど……。結構シルエットがシンプルに見えるものが好きみたいです。
大畠:これはあえてシンメトリーにして、シンメトリーを面白がっている感じがありますよね。
石長:シルエットはシンメトリーなんだけど、細かいところが微妙にアシンメトリーになっていて手のポーズとか若干違っていて考えてデザインされているんだなって思いました。デザイン自体もすごく面白いというか、ぱっと見シルエットはシンプルなんですけど、デザイン自体は細かくてバランスの取り方がうまいなと思いました。またオカルト的な要素も入っていて手が九字の印を結んでいるのも面白いですね。個人的にオカルト要素が好きなので刺さりました。タイトルが狗賓なので天狗だと思いますが、そういう呪術的なものを取り入れたのかな。
竹谷:これは印を結んだ手が9つある……?
塚田:9つありそうじゃないですか?
大畠:手が二重になってる……!じゃあ9つあるんだ。
竹谷:これは初めて感があっていいですね。
大畠:さっきあえてのシンメトリーって言いましたけど、宗教的なモチーフって曼荼羅みたいに左右対称・上下対称が多くて、宗教絵画とか宗教的な彫刻もあえて左右対称に作っていたりするので、仏教的な安定感が出るというかあえてやってる感じもする。上下左右対称で造形物としての面白みがないかといったら、手のいろんな動きでちゃんとどこから見ても面白いというのがすごいことをやっていますね。なかなかこれを自分ではできないですね。
竹谷:勇気がありますね。ちゃんと発明があるし両手を左右に配置したり重ねたり。
大畠:面白い。見どころも多い。
竹谷:曼荼羅っぽいのもデザインしてほしいですよね、こいつに似合う。
【No.100】南和城「Circulation」
大畠:これは全体を見た中でちょっと異色だったんですけど、フィギュア的なアプローチよりも彫刻的で工芸品っぽさもあり、絵画的なアプローチがあっていいなと思いました。本人も西洋絵画などからインスピレーションを受けてるというのがすごくよくわかって、あまり日本人っぽくない造形というか、日本の特撮とかアニメとかの文化から影響を受けずにきたんだろうなという感じがして面白かったのです。
竹谷:ギリシャ神話みたいですね。山羊と下のほうが魚っぽくなっている。ぶら下げるか支柱を一本にできたらもっと良かったかもしれませんね。金属もほしいですね。
大畠:支柱一本にしてもう少し台から浮かせたいですね。
塚田:僕もこの作品すごく気になっていたんですけど、尻尾が極太でいいですね。尻尾が生えている位置が若干気になりますが、これもなんかおもろい。
【No.77】ミレー「瑞春」
塚田:こういう構図がすごく好きですね。出力品じゃないんですけどこの隙間のある感じが好きです。龍と花の組み合わせってかっこいい。色とかもハッピーな感じがして可愛いらしくも見えて、横から見た構図もカッコよくて、このまま出力してみてほしいです。この花びらも効果的に配置してもらったらすごくかっこいい気がします。
竹谷:こういう現実の物理法則を無視した、デジタルの中でしか成立しないものも良いと思うんですが、現実の空間に出てきてほしいなって思わせるような作品ですね。
塚田:ちょっと工夫して出力をしてみてほしいです。
竹谷:花びらをもちょっと増やしてね、台座の流木っぽいものをちょっと上に上げてそこにパラパラとくっつけて配置したらできそうが気もしますけどね。
塚田:この浮遊感を保ちつつ固定して。
竹谷:出てきてほしいな……(笑)。龍の表情もいいですよね。怖い龍じゃなくて瑞龍みたいな、いいことが起こりそうな龍。
【No.67】kamihiro「Crimson Requiem」
石長:ちゃんと女性の“生”とドクロの“死”の対比が作られていてよくできているなと。シンプルにまとまっていてなかなか雰囲気もよくて、すごくいいなと思いました。色でも対比ができて、雰囲気が良くてパッと見でいいなと思って選びました。
竹谷:なぜか台座も惹かれますね。ちょっと縄文土器っぽくて(笑)。
石長:出力して色も塗られていて、色味も綺麗で注目してほしいところだけ視線の誘導も上手だなと思います。
大畠:メメント・モリ感もありますよね。女性とドクロでマグダラのマリアみたいなモチーフがある中で明かに自分よりデカい頭蓋骨が面白いなと思いました。同じサイズじゃないというのが新しい。
石長:見方によっては女性が小人なのかなとか。
大畠:人間なのかなとも思いますけど。
石長:悪魔がデカいのか考える余地がありますよね。ストーリー性も感じられて。
竹谷:グスタフ・クリムトの作風にインスピレーションを受けたとありますが、似たような絵があるんですかね。
編:「接吻」とかですかね。
大畠:確かに足のあげ方が「っぽい」ですね。クリムトっていう、一番平面的でフィギュアにしにくいところから持ってくるところもすごいですね。
【No.95】No.5「MysticalBeast」
竹谷:これも美しいですね。
大畠:当たり前にみんなレンダリングが上手ですね。
竹谷:(実物か3DCGか)わからないですよね。
タンノ:作品が置かれている地面までテクスチャを入れてることでさらにわからなくなっていますね。
竹谷:木の感じも上手です。すごい。精緻な作りのものって楽しんで作っていることが薄らぐことがあるんですけど、これは楽しそうですね。
大畠:木の造形のニュアンスが生っぽいというかデジタルっぽくなくて。
竹谷:そうですよね。流木をスキャンしたのかなって。でもちゃんと作ってるっぽいですよね。こういう流木があったらいいのにっていうのが伝わってきます。ウロコとか羽のドラゴン感に関してはどうですか?
タンノ:僕はツノとか結構好きですね。
竹谷:ツノもウロコもモールドを数学的に作っていないというか全部の線を絵的にいじっているのがいいですね。ちゃんと一つ一つの溝をコンピューターでやりっぱなしではなく意図したところに入れているという。
タンノ:そうですね、ウロコもちゃんと作っているんだなというのがわかるのでいいですね。
大山:僕もこれ候補に入れていまして、尻尾の裏側とか肉っぽい感じとかがいいなと。あと翼膜の感じもウロコの流れをすごい意識していていいですね。こんなに上品にドラゴンを作れるんだと。
【No.59】Three Beaks「焃鱗の棘石竜」
大山:地味なドラゴンではあるんですけどドラゴン系がいくつもあった中でウロコの造形とかが一番うまいのかなって。
タンノ:ウロコが自然な感じで上手でしたね。
大山:ウロコとウロコの間に下の皮膚みたいなものを感じさせる造形がしてあったりとか、腕とか腹とかの部位によって柔らかさとか硬さの違いみたいなものが表現できているところとかドラゴンだと思うんですけど、それから羽を取って地味に進化させているあたりが面白いなと思いました。あとは普通に造形が上手いですね。
タンノ:尻尾とか中に筋肉がある感じがしてしっかり重量感もありますね。
大山:曲げた時にこっち側にむにゅっとなっている感じとか意識しているんだろうなって。
【No.85】白扇「アイ」
塚田:モチーフが好みで、僕が作るならもうちょっと人外に寄るんですけど、前回も応募してくれた方の作品ですが前よりもクオリティが上がっていて好感が持てました。同じキャラかわからないですけど、そういうモチーフでもう一度作っているのも好きなのが伝わってきました。前回も尻尾が生えているところを隠してるんですけど、これが少しもったいないなって。どこからどう生えているのかを作ってほしいなと思いますね。【No.100】南和城さんの「Circulation」はあれでいいと思うんですが、この子は見せ場の一つになると思うので。まあ座っていて見えないと思うんですけど。
大山:僕はわざとそうしていると思うんですけど。頭にあるのはツノでしょ?そこも髪の毛の上から生やしているってことは。最近おでこからツノが生えてる女の子が多いでしょ?昔はラムちゃんみたいな髪の毛の上に生えてたから、そこをあまり描きたくないのかなって。
塚田:生々しくしたい。
大山:そう、塚田くんはそれが見たいと(笑)。
塚田:そうなんですよね。それが見せ場の一つになるけど……って。それは解釈違いなのかもしれないですね(笑)。
大山:それでも好きってことですよね。
塚田:そうですね。白扇さんがそういう意見なら解釈不一致(笑)。っていう話も白扇さんとしたいですね。
タンノ:これ見た時台座はどういう意図なのかが気になりました。沼地みたいな。
大畠:謎の二重構造になってる。
タンノ:キャラクターの部分は結構美少女フィギュアっぽい質感でやっているのに対して、台座はかなりリアルなジオラマみたいなコントラストにしているのは何か理由があるのかなって聞いてみたいです。
竹谷:通常ならマナーを統一しますよね。台座の下のほうに流木があるってことは実在感を出したいんだろうけど、髪の毛を掻き分けてツノは出したくない。緑色の台座を削ぎ落とすか、空間にもう少し工夫がほしいかな。もっとシンプルな台座でも全然持ちますよね。
タンノ:応募画像のなかにあった丸い感じの台座でも全然作品としては映えるんじゃないかな。
大畠:僕も座っている人をよく作るので気持ちはわかるんですけど、なるべく上に持っていきたいんですよね。目線が低くなっちゃうから、台座を高くしたい気持ちはわかるんです。
石長:解説にも「ワンフェスで飾った時にお客さんと目が合うようにジオラマベースの台座にこだわった」と。こだわったのはすごくわかります。
大畠:僕は単純に色味が綺麗だなと思って選びました。リヤドロっぽいというか。色数をかなり抑えて、相当薄い目の描き方、水彩絵の具みたいな感じでほんのり毛先にだけ色を乗っけるとか、インナーもうっすら色を変えるあたりの上品さ、あえて塗らないところがこの儚い感じとマッチしていて。
タンノ:目の色めっちゃいいですよね。
竹谷:視線を高くしたいんだったら、玉に座らせるとか龍のモチーフも合うかもしれないですね。
【No.113】SAEKINIKO「勇断」
塚田:SAEKINIKOさんはArtstationに作品がいっぱい上がっていて、コンセプトアーティストだからできるデザインだなと。
竹谷:喉にあるのは目ですかね。ちょっと怖さもあり。
塚田:羽の粘土っぽさもすごく好きです。
大畠:羽も持ってきた感じじゃなく、伸ばした感じがありますよね。
石長:背中にあるものはなんですかね。
タンノ:天使がモチーフだから、聖書にある、目玉から羽が生えた感じのものを表現しているんじゃないですかね。
大畠:首がない人体って、体がリアルであればあるほど造形的なバランス感で違和感が出ると思うんですけど、喉に目をつけたり首の後ろから生えているシルエットにすることで、パッと見た時に顔がない、というふうに見えない。これを見た時に不安定になる気持ちをしっかり担保してくれていて、バランス感覚が素晴らしい。情報量を首回りに集めている感じがありますね。
大山:僕もこれを候補に選んでいました。相当上手いですよね。
タンノ:羽の造形を1つとってもめちゃくちゃ上手いですからね。
竹谷:人体のポーズも上手いですよね。
大山:足のラインとかすごいですよね。
竹谷:ちょっと浮いてるというのも演出で。
石長:体のラインがお腹がでていて……
大畠:くびれを強く作っていないですもんね。
石長:そう。乳房もあるので女性なのかなと思いつつ、ボディラインから中性的にも感じるからその塩梅が上手い。やっぱり不気味さも感じますよね。
大畠:両性具有的な感じ。
大山:この左手に持っている刃物できっと自分の首を切ったんでしょうね。それで天使が体を乗っ取ったよっていうふうに見ていました。
竹谷:怖いですね〜。
石長:首がないからいろんな人の首を刈って歩くとかだったら怖くないですか。
大畠:この切られた首の髪の毛が手に巻きついてるのも怖いですよね。
竹谷:浮いてる感じや羽根など、重力を無視してる感じ。重力がないのか操っているのかそんな感じにも見えます。
大山:下の画像だけ地に足がついてるんですよ。
塚田:生え際も作りっぱなしな感じがかっこよく見えるのが憎い(笑)。
大畠:シンメトリーで両手両足をひろげてるポーズって怖くてなかなかできない、勇気がいりますよね。シンプルすぎて形が強いぶん、それと同じだけのメッセージ性を込めるのが難しい。だからこのポーズってすごい怖いんです。
竹谷:ちゃんと右手に首を持ってるし左は刃物だし。
大畠:このポーズに合ったメッセージ性と背景の造形力があるから悔しいですね。
竹谷:羽とかは細かく作り込んでいないけど、この段階ですでに上手いからこれでいい。本当に上手いと、この段階でいいんだって。
大畠:本当にそう。細かく作らなくていいですよね。
大山:サイモン・リーですね(笑)。
竹谷:羨ましいですね。
大山:手足だけ黒いっていうのもかっこいいですね。
塚田:憎い。
大畠:センスがある。
【No.20】しろまる「文化祭準備」
竹谷:なんでパズルなのか……。
大畠:作品の切り口はとても面白い。
石長:作品的にパズルの意味を持たせたほうが面白かったですね。解説次第では面白くなりそうですが。
大山:たとえばこれがコナンくんとかだったらいいのかもね。ピースは揃った!的な。そっちのほうがパズルと合うかなって感じがしますね。
竹谷:それはもうコンセプトバッチリですね。
大畠:僕だったら、寝ている女の子の心臓のところだけパズルのピースを抜かすとかで物語を演出しますかね。
大山:応募画像の中にパズルの色が違う3DCGの画像がありますが、これがいいんですよね。ピタッと合ってるんじゃなくてちょっとズレてる感じとか。
大畠:ピースごとに丸吹きしても面白いかもしれないですね。
大山:でも誰もこれをやってなかったから、実は相当すごいのかもしれないですよね。
大畠:そうですよね。誰もいまだに見たことがない切り口。
石長:アイデアが色々湧いてくる作品ですね。
大畠:コンセプト重視にしたほうがいいのは、平面パズルだからなんですよね。立体パズルはプラモデルっぽい組み合わせ方があるので、あえて平面のピースの形を採用しているんだったら平面的に切り取られたパズルが持っている意味合いをコンセプトに入れてほしかったなというのがあります。
竹谷:この人の造作作法とか色も二次元的……というのはこじつけすぎですかね。
大畠:なるほど、たしかに。
竹谷:本人にもっと聞いてみたい。
大畠:色々考える余地がある作品でしたね。
【No122】川原主万「emergence」
大山:これも候補に入っていましたね。ストーリーが結構つらいので。美しく成長していく様子を羨ましがっている人。
人間関係、社会生活の中で夢を追う感情を表現することを目的として作成しました。蛹から羽化し、瑞々しい美しさを放つ存在と、あがいてもそのようになれなかった年老いた存在を造形することで、新たなステージに進む人間と、社会生活のしがらみに抗いながらも、同時に絶望している人間を表現しました。造形的に目指したものは理想と現実の同居です。少女の造形は体の曲線を誇張するなど理想化した姿にし、少女に手を伸ばす老人はリアルな姿、その中間にセミリアルな蛹の男性を配置することで、現実から理想へ造形がつながるのではないかと考えました。夢を追って理想化していく姿も、現実と格闘する泥臭い姿も、その狭間で立ち止まっている姿もすべて尊いものだと私は考えます。この造形ですこしでもそれを感じていただければ幸いです。
石長:抜け殻は男性。
大山:後ろの人もこうなりたかった、なれなかったけど。ということらしいんですよ。女性のほうはちょっと漫画っぽくして後ろのほうはリアルにして、タッチも変えているそうです。
石長:男性がなりたかった姿というのはやっぱり可愛い女の子……なのかな。
大山:成功者とそうなれなかった人の象徴として少女を造られたみたいですけどね。少女に手を伸ばす老人はリアル、中間のセミリアルなサナギの男性を配置することで現実から理想へつながると書かれているので、人によっては少女になりたかったというのもあるかもしれないですね。
竹谷:この配置だとその文脈に見えますよね。
大山:確かに男性から出てきて美しい女性になっているから生まれ変わったってことですもんね。川原さんはもう1作品応募されてましたよね。【No.110】「dove」。
大畠:全然違う。こっちもすごくいいですよね。
大山:「emergence」も「dove」も写真が少ない。もうちょっとほしい。
石長:どこに届けたらいいか迷ってると書いてあるので色々と普段から悩まれているんですかね。
大山:解説の迷っていますというのは本人の意見なんですかね。
石長:そうなのかなって。さっきの作品も自分の内面を作品と出しているのかなって感じました。
大畠:写真は3枚しかないですけど、どれもシルエットが綺麗。どこからみても美しい。
【No.107】ガメムス「パンケーキガメ」
塚田:パンケーキガメって実際にいるんですよね。
大山:パンケーキリクガメね。
塚田:最初妄想かと思って、面白いなって見ていたんですけど、本当にいるんだと。
大畠:でも色は嘘でしょ?
塚田:まあ造形も嘘ですからね(笑)。
石長:投げたくなるので要注意。
大畠:そう思いながら作ったのがいいですね。投げたいって思ったんでしょうね。
塚田:食べたいなじゃないんですね。
【No.106】原田翔「シャべゴン現る」
タンノ:デザインめっちゃよくないですか?小さいし写真も素朴ですが、ちゃんと見るとクリーチャーデザインが結構できる人。
大山:パシフィック・リムみたいな感じですよね。
タンノ:そう。まとめ方もウルトラ怪獣名鑑みたいな感じで好きです。
竹谷:これって上顎ですよね?
大山:目がありますからね。
竹谷:シャべゴンですからね。
大山:しゃくれてると思ったわけですね。
タンノ:逆だとだいぶ見え方が変わってきそうですね。
竹谷:でもこれいいデザインですね。
タンノ:体表が伊勢海老みたい。
大山:後頭部のあたりね。
竹谷:頭部がこんな形をしていたら超音波カッター的に震わせたら地中はいけそうですよね。
【No.11】gomap「エラ洗い」
タンノ:この作品もこういうものが好きなんだろうなっていうのが伝わってきます。
大山:上手ですよね。
タンノ:ルアーまで付けているのがいいですよね。
審査員プロフィール
竹谷隆之
造形家。1963年12月10日生まれ、北海道出身。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。映像、ゲーム、トイ関連でキャラクターデザイン、アレンジ、造形を手掛ける。主な出版物は、『漁師の角度・完全増補改訂版』(講談社)、『造形のためのデザインとアレンジ 竹谷隆之精密デザイン画集』(グラフィック社)、『ROIDMUDE 竹谷隆之仮面ライダードライブ デザインワークス』(ホビージャパン)、『竹谷隆之 畏怖の造形』(玄光社)、『腐海創造 ー写真で見る造形プロセスー』(徳間書店)など。
大山竜
1977年1月22日生まれ。中学1年の時に映画『ゴジラvs ビオランテ』に衝撃を受け、粘土造形を 開始する。雑誌『ホビージャパン』にて竹谷隆之氏の作品に出会い自由かつ個性あふれる造形に魅了され原型師の世界に憧れを抱く。その後「立体造形は趣味として続け、本業としては絵描きになりたい」と思うようになり、美術系高校に進学。周囲の同級生に絵が上手い人がたくさんいることを知り、絵の道を諦め、造形科のある美術系短大に進学するも中退。その後の21歳の時にガレージキット原型師としてデビュー、版権キャラクター、オリジナルデザイン等幅広いジャンルのモチーフを造形し続け、今年で原型師歴28年目 となる。最近はゲームのクリーチャーデザインなどジャンルを問わず幅広く活動中。
塚田貴士
1983年生まれ、京都府出身。専門学校在学中、チョコエッグがきっかけでフィギュアに興味を持つ。卒業後、玩具製造会社を経てGILLGILLに造形作家として所属。ジャンルを問わない作風で、数多くの商業原型を担当しながらイベント出展用の作品も精力的に発表している。代表作に「寺田克也版妖鳥シレーヌ」、「sheep版赤い蝋燭と人魚」など。2024年6月に玄光社より『MONSTRUM塚田貴士造形集+ZBrush入門テクニック』を出版。
大畠雅人
1985年生まれ、千葉県出身。武蔵野美術大学油画科版画コース卒業。株 式会社エムアイシーを経て、現在はフリーランス原型師として活躍中。 2015年にワンダーフェスティバルで初のオリジナル造形「contagion girl」を発表以降、オリジナル造形作品が人気を集め、2018年に初作品集『大畠雅人作品集 ZBrush+造形テクニック』(玄光社)、2024年2月には2冊目の作品集『STRING 大畠雅人アートワークス・造形テクニック』 (ボーンデジタル)を出版。近年の仕事に、NHK『おかあさんといっしょ』 人形劇「ファンターネ!」のキャラクターデザイン等。
植物少女園/石長櫻子
2003年から海洋堂主催の造形の祭典「ワンダーフェスティバル」に参加 し、本格的に造形をスタート。2006年、ワンダーショウケース(第14期 34番)に選出され、2007年より商業造形を手掛ける。主な作品に「Fate/ Grand Order アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク[オルタ]昏き焔を纏いし竜の魔女」、「ブラック★ロックシューター inexhaustible Ver.」、「ワールドイズマイン 2024ver.」など。一方でワンフェスにも参加をつづけ、創作作品を発表している。2023年に初の作品集『アウフヘーベン 石長櫻子/植物少女園作品集』(ボーンデジタル)を刊行。
タンノハジメ
1999年生まれ。造形作家・ キャラクターデザイナー。

















