2021.05.05

サンダート流・物語る手の描き方①自然な手の描き方

新進気鋭のイラストレーター・サンダートの独自の魅力を持った「手」

造形家にとってもイラストレーターにとっても常に大きな課題となるのが”手”の描き方。

ここでは誰よりもドラマティックな手を描くイラストレーター、サンダートさん @TORINIKU_333 の独自の手の描き方をご紹介!

絶妙なポージングや立体感の捉え方、造形にも生かせるヒントが満載です。

今回の資料写真と完成したイラストはこちら!!

(クリックorタップで拡大)

親指の位置や手首の筋、陰影など、意思を持って演出していることがわかります。

作画工程

ラフ

手のひらから描き始めます。

ラフが完成。細い指は関節をふくらませるのがコツ。

調整

左右を反転して、違和感のあるところを直します。

線画

強弱をつけながら線画を描いていきます。

シワもしっかり描きます。今回の手でポイントになるのは小指側の感情線のシワ

色塗り

線画の色を部分的に変えています。

影は資料を参考にしながら、時には資料にない影も演出していきます。

完成!

背景を緑に塗って完成!