2021.10.16
サンダート流・物語る手の描き方⑩皮膚感とゴツゴツ感のある手
新進気鋭のイラストレーター・サンダートの独自の魅力を持った「手」
造形家にとってもイラストレーターにとっても常に大きな課題となるのが“手”の描き方。
ここでは誰よりもドラマティックな手を描くイラストレーター、サンダートさん @TORINIKU_333 の独自の手の描き方をご紹介!
絶妙なポージングや立体感の捉え方、造形にも生かせるヒントが満載です。
今回の資料写真と完成したイラストはこちら!!
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今回のポイント
作画工程
ラフ
このポーズは指の角度が難しいので納得いくまで描き直します。
この段階でどこに一番濃い影を置くかふんわり考えながら線を描いています。
線画
人差し指から親指にかけてのラインの凹凸を大事にしています。
第一関節は曲げた時に少しだけ間があるので、限界まで曲がっている時以外は直角にしません。
指を曲げると手のひらの皮膚が内側に寄るので、指の付け根にくっきりと線が浮かびます。
色塗り
塗りでシワの表現を足していきます。
親指の影を落としていきます。
線で囲われたところは大体濃い色で塗りつぶしします。