ジョン・テニエルからウォルト・ディズニー、ダリ、ヴィヴィアン・ウエストウッドまで!7月16日より「特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー」が開幕

2022716()より森アーツセンターギャラリーにて「特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー」が開催中です。19世紀から現代にかけて、アート、映画、音楽、ファッション、演劇、写真など様々なジャンルで表現されてきた『不思議の国のアリス』の世界。ジョン・テニエルの挿絵から、ディズニー映画のアニメーションセル、ティム・バートン監督による映画『アリス・イン・ワンダーランド』のスケッチ、サルバドール・ダリや草間彌生らの作品、舞台衣装やヴィヴィアン・ウエストウッドらによるファッションなど、アリスにまつわる作品や資料約300点を展示した、アリスファン、アート好き必見の展覧会です!

 

 

「アリス」の文化現象をたどる初の大規模展がふるさと英国からやってくる!!

『不思議の国のアリス』が1865年に発表されて以来、児童文学の枠を超えて世界中のさまざまなジャンルに影響を与え続けている「アリス」。その文化現象を初めて包括的に紹介した英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の展覧会が、日本オリジナル展示も加え、六本木ヒルズにやってきました!

みどころ 1

アリスの原点から、映画、アート、ファッションまで。
『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』が児童文学の枠を超え、160年にわたって各分野に及ぼしてきた影響と魅力を網羅した、これまでにない大規模な展覧会です。

みどころ 2

ジョン・テニエルの挿絵をはじめ、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館と海外所蔵作品を中心とする貴重な作品と資料約300点を一堂に紹介します。

みどころ 3

日本展の元となるロンドン展の展示演出は、著名な舞台デザイナーであるトム・パイパー(1964~)。原作の世界観に没入できる遊び心あふれる展示演出で、子どもから大人まで「不思議の国のアリス」の世界を心ゆくまで楽しむことができます。

 

展示の様子

 

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 (V&A):
Victoria and Albert Museum, London(V&A)
英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(略称V&A)は、5千年にわたる人類の創作活動を紹介する、芸術、デザインおよびパフォーマンスの分野で比類ないコレクションを有する世界屈指の博物館です。誰もが作品を鑑賞できる環境を提供し、また英国のデザイナーや製造業者にインスピレーションを与えたいとの思いのもと、1852年に設立されました。今日、その目指すところは、クリエイティブな産業を守り助け、次世代にインスピレーションを与え、人々の想像力をかき立てることにあります。

公式書籍情報

「アリス-へんてこりん、へんてこりんな世界-」公式書籍
2022年7月28日発売
A4変型判 224ページ
定価:3,410円(税込)

本公式書籍は展覧会会場でも発売中です!

 

公式書籍『アリス-へんてこりん、へんてこりんな世界-』監修の高山宏先生もご来場!

——「特別展アリス」の高山先生的見所は?

1951年のディズニー映画『ふしぎの国のアリス』の映像展示ですね。
僕は今日、ここにばっかりいるんですよ。ディズニーは古典でもあるのに、どうしてこんなにみんなに感心されたり、敵意を掻き立たせたりし続けるのか。今見たら単純な技術なのに、最後まで見てしまう。やっぱりアニメに対する自信の具合が違うんですね、革命だよ。2つのアリス(『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』)を一緒にして、素晴らしいと思った。キャロルはディズニーとともにある。本当にそう思います。

 

 

開催概要

特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界―

 

【東京会場】
期 間 :2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)※会期中無休
会 場 :森アーツセンターギャラリー[六本木ヒルズ森タワー52F]
開館時間:10:00~ 20:00(月・火・水曜は18:00まで)※9/19、10/10は20:00まで※最終入館は閉館30分前まで

<入場料(事前予約制)>
期間中販売平日券:一般 ¥2,100、大学生・専門学校生 ¥1,500、高校生 ¥1,300、小中生 ¥700
土日祝:一般 ¥2,300、大学生・専門学校生 ¥1,700、高校生 ¥1,500、小中生 ¥900
主催:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、フジテレビジョン
問い合わせ:050-5541-8600(9:00~20:00 / ハローダイヤル)

【大阪会場】
期間:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
会場:あべのハルカス美術館
主催:あべのハルカス美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、関西テレビ放送