【スカルプターズ・データベース】凄まじいデザイン力と演出表現で圧巻させるクリーチャー造形 R1 Chung

フィギュア、ゲーム、CM、映画、そしてアートのジャンルで最も造形力のあるスカルプター・原型師を集めた、最新データベース創刊!
イメージと雰囲気を伝える作品を作る
R1 Chung Profile
R1 Chung(アールワン・チョン)
台湾出身の造形作家。SF・ファンタジー系のキャラクターモデルを中心に制作。 2017 年より Wonder Festival に出展。
X(旧Twitter):@R1_ChungInstagram:@r1_Chung
代表作
「姬兜虫」
原画:Howard Hsu
「ハラビロカマキリ」(節足軍団)(左)「姬兜虫」(右)
原画:Howard Hsu
「血陽 -プロメーテウス-」
原画:Ching Yeh
撮影:Philip Lin
「穢星の邪神 -クトゥルフ-」
撮影:Philip Lin
「Jormungandr Bust」
「God within Steel Anubis」
原画:Hui Zou
使用しているツール
立体造形を学び始めた頃は、しばらくの間粘土を使用していましたが、仕事の関係でデジタルへ移行し、現在は主にZBrushを使用しています。また、補助ツールとして Blenderも活用しています。
作品作りのワークフロー
新しい作品を始める際は、まずテーマを設定し、それに基づいて造形デザインを進めます。その後、関連する参考資料を集めて素材への理解を深め、デザインに反映させることを大切にしています。最終的には、ソフトを使ってスカルプトを開始し、徐々に細部を仕上げていきます。こうしたプロセスを大切にしながら、創作の過程そのものを楽しんでいます。
INTERVIEW
——小さい頃なりたかったものは?
漫画家に憧れていましたが、実現には至りませんでした。それでも今こうして美術造形に関わる仕事ができていることをとても嬉しく思います。
——最初に造形したのはいつですか?
仕事を始めた当初、自己成長のために立体造形を学び始めました。初めて作った粘土作品は今でも手元に残っています。当時はまだ技術が未熟でした が、その経験が今の自分に大きな影響を与えています。
——出身校と、学生時代にはまっていたものを教えてください。
台湾の銘傳大学の設計部デジタルメディア学科を卒業しました。
——いつ頃からアーティストを目指しましたか?また、本格的に造形した最初の作品を教えてください。
ゲーム業界で働いていた頃、仕事を通じて自分らしさを表現することの難しさを感じ、次第に個人での表現方法を模索するようになりました。そんな中、3Dプリント技術を活用してキットを制作するアーティストたちの存在を知り、自分もその道を進むことを決意しました。最初に手がけたのは、女性キャラクターをテーマにした「Shadow Wolf(エルフの暗殺者)」で、私のスタジオ初の発表作品となりました。
「Shadow Wolf」
——造形する時一番こだわられていることは?
作品がどんなイメージや雰囲気を伝えるのかを大切にし、鑑賞者がどのような想像や感情を抱くのかにこだわって造形しています。
——現在、メインでお仕事されているジャンルは?
現在、フリーランスの造形師として活動しており、自作品の制作や依頼制作を手がけています。
——2024年で一番変化したこと
2024年はとても忙しく、ほとんど休む時間がありませんでした。その中で、改めて健康管理の大切さを実感し、創作を続けるにはやっぱり健康を維持することが欠かせないと深く感じました。
——2024年で一番感動した(自他の)作品、映画、動画
映画『エイリアン:ロムルス』です。『エイリアン』シリーズの大ファンとして、長年待ち望んでいた新作の公開に胸が高鳴りました。その興奮から、エイリアンの造形作品も制作しました。
——今後の野望を教えてください。
より魅力的でカッコいい作品を作り続け、機会があれば個展を開催したいと考えています。
Data
作業部屋
コレクション棚
最近はまっているもの
『モンスターハンターワイルズ』の発売を楽しみにしており、仕事を早く終わらせて狩りに行けるよう頑張っています。
影響を受けた(大好きな)映画・漫画・アニメ
『エイリアン』、『パシフィック・リム』、『もののけ姫』、『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』
1日に造形する平均作業時間
作業時間は不定期で、平均4~6時間程度です。忙しい時は一日中仕事をすることもあります。
















