2025.03.14

【アート&イベントNEWS】東京都庭園美術館・展覧会「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」5月18日まで開催中!

「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」が東京都庭園美術館にて2025年5月18日まで開催中です!本展では、デュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナーであるイェンス・ミュラー氏とカタリーナ・ズセック氏によって収集された「A5コレクション デュッセルドルフ」が所有する戦後西ドイツのグラフィックデザイン資料の中から、幾何学的抽象、イラストレーション、写真、タイポグラフィの観点から選ばれたポスターを中心に、冊子や雑誌など多彩な作品を展示しています。

 

プロフィール

イェンス・ミュラー&カタリーナ・ズセック(vista)

A5コレクションは、ドイツのデュッセルドルフを拠点にグラフィックデザイナーで教育者でもあるイェンス・ミュラーによる出版事業と密接に関連している。ドイツのグラフィックデザインに関する書籍に加え、『ロゴ・モダニズム(Logo Modernism)』や『ドイツグラフィックデザインの開拓者たち(Pioneers of German Graphic Design)』、『グラフィックデザインの歴史(The History of Graphic Design)』などの書籍も出版。ドイツのグラフィックデザインに関するコレクションは、新しい出版プロジェクトのたびに拡大し、同時にこの収集から新たな出版プロジェクトが生まれてもいる。ドイツのグラフィックデザインの多面的な歴史に加え、ロゴデザインやコーポレイトデザインの国際的な進化も主な関心事となっている。デザイン史の文献を、原本や実物といった一次資料と組み合わせることで、グラフィックデザイン史の研究における新たな知見を生み出している。

本展のみどころ

1.日本初公開のコレクション

本展で紹介されるのは、「A5コレクション デュッセルドルフ」から選ばれた珠玉の作品群。日本では初公開のコレクションとなります。デュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナーであるイェンス・

ミュラー氏とカタリーナ・ズセック氏によって収集された本コレクションは、主に戦後西ドイツのグラフィックデザインからなり、1,000点以上のポスターや、10,000点を超えるその他資料類によって構成されています。所蔵作品数は現在もなお増え続けており、戦後西ドイツのグラフィックデザインを総覧できる充実したコレクションとなっています。

本展では、この「A5コレクション デュッセルドルフ」から、約125点のポスターをはじめ、多数の資料類が展示されます。

2.戦後西ドイツのグラフィックデザイン

第二次世界大戦前にバウハウスが提示したモダンデザインの思想と教育は、戦後、西ドイツの都市であったウルムに設立されたウルム造形大学に受け継がれました。当時の西洋諸国の大半において、スイス・スタイル(国際タイポグラフィ様式)やアメリカのデザインなどが流行しもてはやされるなか、西ドイツではモダニズムを受け継ぎつつも、デザインと科学・哲学・社会思想などとの接点を探る、デザイン理論と実践を発展させていきました。こうして生み出された西ドイツのグラフィックには、戦禍による傷跡の残る同地においても、新たな時代を切り拓くべく、前進する歩みを止めずに発信し続けた、デザイナーたちのエネルギーと情熱がこめられています。

 

3.デザインの構成要素で辿る、西ドイツのグラフィック

本展では「幾何学的抽象」、「イラストレーション」、「写真」、「タイポグラフィ」の4つのカテゴリーに出品作品をわけ、戦後西ドイツのグラフィックデザインの魅力に迫ります。中には、手書きのタイポグラフィをつかった作品など、カテゴリーを横断したものとしてみることのできる作品もあり、デザイナーたちによる斬新なアイディアや創意工夫、実験的試みを楽しみながらご覧いただけます。ハンス・ヒルマン、オトル・アイヒャー、ハインツ・エーデルマン、ドロテーア・フィシャー=ノスビッ

シュおよびフリッツ・フィシャーなど西ドイツで活動したデザイナーたちが生み出したクリエイションの魅力をご堪能ください。

 

■関連プログラム

講演会

「映画から見る戦後ドイツのポスターグラフィック」
2025年4月20日(日)14:00~15:15

講師:岡田秀則(国立映画アーカイブ 主任研究員)
場所:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
参加費:無料 ※当日有効の展覧会チケットが必要
定員:80名(事前申込制・先着順)
2025年3月17日(月)から、当館ウェブサイトのイベント詳細ページの申込フォームよりお申込可能です。

 

「ドイツのポスター:ザッハプラカート(Sachplakat)を中心に(仮)」
2025年5月10日(土)14:00~15:30

講師:池田祐子(三菱一号館美術館館長)
場所:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
参加費:無料 ※当日有効の展覧会チケットが必要
定員:80名(事前申込制・先着順)
2025年4月7日(月)から、当館ウェブサイトのイベント詳細ページの申込フォームよりお申込可能です。 

コンサート

「ドイツの夜明け」

バッハなどによるクラシック音楽から現代音楽まで、様々な曲をとおして皆様をドイツ音楽の世界へいざないます。

2025年3月30日(日)14:00~15:30

ヴァイオリン:水島愛子(元バイエルン放送交響楽団ヴァイオリン奏者)
チェンバロ:平沢匡朗(洗足学園音楽大学、愛知県立芸術大学講師)
場所:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
参加費:無料 ※当日有効の展覧会チケットが必要
定員:80名(事前申込制・先着順)
2025年2月28日(金)から、当館ウェブサイトのイベント詳細ページの申込フォームよりお申込可能です。

 

ワークショップ

「かさねて!くみあわせて!ポスターづくり」

様々なかたちの色紙や文字をつかって、オリジナルのポスターをつくりましょう!

2025年4月12日(土)10:00~16:00(最終受付15:00)※開催時間中、いつでも参加可能

場所:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
参加費:無料 ※当日有効の展覧会チケットが必要
対象年齢:どなたでも
※事前申し込みの必要はありません
※材料がなくなり次第、終了します

 

 

開催概要

展覧会名

戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見

英文タイトル

Back to Modern − Graphic Design from West-Germany

会期

2025年3月8日(土) ~ 5月18日(日)

開館時間

10:00 – 18:00(入館は閉館の30分前まで)

3月21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)は夜間開館のため20時まで開館(入館は閉館の30分前まで)

休館日

毎週月曜日

※ただし5月5日(月)は開館、5月7日(水)は休館

観覧料

一般=1,400(1,120)円/大学生(専修・各種専門学校含む)=1,120(890)円/中学生・高校生=700(560)円/65歳以上=700(560)円

※( )内は団体料金。団体は20名以上(事前申請が必要)

※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料 

※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(手帳の提示をお願いします)

※教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)

※第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料 

※2025年4月23日・30日は、フラットデー開催のため無料・割引対象者以外は要事前予約

主催

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館

特別協力

A5コレクション デュッセルドルフ

後援

ドイツ連邦共和国大使館、ゲーテ・インスティトゥート

企画協力

株式会社キュレイターズ

年間協賛

戸田建設株式会社、ブルームバーグ L.P.、ヴァン クリーフ&アーペル

本展はオンラインによる事前予約制を導入しています。
記載内容に変更が生じる場合があります。 その他、最新情報につきましてはウェブサイトにて随時お知らせいたします。