クリストファー・ノーラン監督、20年越しの念願作、エンターティメントの原点『オデュッセイア』が、ついに日本公開!

最古の冒険譚が、最高最新の技術で新しい命を吹き込まれる! エンターテイメント超大作『オデュッセイア』が9月11日(金)より公開!
テキスト:幕田けいた
ノーラン監督の20年越しの映像化念願作
2026年9月11日(金)より公開されるアクション超大作『オデュッセイア』(原題:The Odyssey)。長編映画史上初めて全編をIMAX撮影で映像化した、クリストファー・ノーラン監督作品である。紀元前8世紀頃に成立した『オデュッセイア』は、古代ギリシャの詩人ホメロスが遺したとされる、全24歌(章)からなる長編英雄譚だ。その世界最初の物語のひとつとして知られている神話を、マット・デイモン主演、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンら豪華共演陣が現代に蘇らせる!
古代ギリシャのイタケの王であるオデュッセウス(マット・デイモン)は、トロイア戦争での勝利後、妻のペネロペ(アン・ハサウェイ)と再会するため故郷へと凱旋の旅に出る。その10 年にもおよぶ壮大な旅路とは……。
ここで、ノーラン監督の20年越しの映像化念願作だった『オデュッセイア』の文化的側面に着目してみよう。神話英雄譚の元祖ともいえる『オデュッセイア』は、西洋文学の金字塔にして現代エンタティメントストーリーの原点でもある(原題の『The Odyssey』は、英語では「長く波乱に富んだ旅」を意味する一般名詞になっており、『2001年宇宙の旅』(1968)の原題『2001: A Space Odyssey』も、その意味で名づけられた作品だった)。『オッペンハイマー』(2023)でアカデミー賞最多7部門受賞を果たしたノーラン監督が、娯楽の原点といえる神話を映画化したがっていたのは、現代のクリエイターとして至極、当然ながら、誰でも知っているキャラクター達を、納得のいくイメージ通りに描くのは大きなチャレンジだといえるだろう。
語り継がれるキャラクター物の原点
故郷へ帰る冒険の旅に身を投じるオデュッセウスの前には、嵐に荒れ狂う海だけでなく、立ち寄った島々で神の横やり、恐ろしい怪物たちが立ちはだかる。旅を邪魔しようとする怪異は、誰もが、ほかのエンタティメント作品で耳にしたことがある名前ばかりだ。
たとえば、船員を豚にしてしまうアイアイエ島の魔女キルケ。人面の怪鳥セイレーン。海の怪物スキュラとカリュブディス。難破したオデュッセウスを海岸で助けたのは、オギュギア島に住む精霊・カリュプソであった。そもそも船で数日もあれば帰り着けるはずのオデュッセウスの旅が10年もかかったのは、一つ目巨人キュクロプス(サイクロプス)のポリュペーモスの目を潰したことで、その父親である海神ポセイドンが怒り狂ったためなのだ……。
登場キャラクターの名前を聞いただけで、どれほどこの物語が、現代のエンタメに影響を与えてきたかが分かるはず。生き生きと暴れまわるキャラたちは、2800年も前から語り継がれ、人々を楽しませ続けてきたのである。
「誰も私の帰郷を阻むことはできない、神ですらも」――そんなキャッチコピーが物語るように、激しく壮大なスケールの最古の冒険譚が、最高最新の技術によって新しい命を吹き込まれようとしているのだ。ノーラン監督のホメロスへの挑戦は成立するのか。
そのクオリティには期待せずにはいられない!
【限定特典あり】クリストファー・ノーラン監督最新作「 オデュッセイア」の9月11日公開に合わせて、 早くも舞台裏を解き明かす究極の公式メイキングブックが発売決定!
オデュッセイア クリストファー・ノーランの映画制作現場
2026年、最も期待される映画のひとつ『オデュッセイア』。その舞台裏に迫り、作品の秘密を解き明かす独占メイキングブック。
『オデュッセイア クリストファー・ノーランの映画制作現場』は、クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』の制作過程を、脚本からスクリーンに映し出されるまで丹念にたどる一冊。クリストファー・ノーラン監督をはじめ、キャストやスタッフへの独占インタビューに加え、撮影現場の写真、コンセプトアート、リサーチ資料など、貴重なビジュアルを豊富に収録している。
