2026.04.21

ドワーフ開発中のストップモーション時代劇『HIDARI』が第79回カンヌ国際映画祭アヌシー・アニメーションショーケースに選出!

ドワーフスタジオ(株式会社AOI Pro.)が、Whatever、TECARATと共に制作を進めている、ストップモーション時代劇『HIDARI』が、「第79回 カンヌ国際映画祭(2026年5⽉12⽇〜23⽇)」併設の映画⾒本市マルシェ・ドゥ・フィルム(March. du Film 2026年5⽉12⽇〜20⽇)にて開催される「Cannes Animation」に選出されました!

『HIDARI』は、数多くの作品と逸話が残る、実在不明の伝説的彫刻職⼈「左甚五郎」の物語を、彼の作品と同じ⽊彫⼈形を使って描く「ストップモーション時代劇」です。YouTubeで公開されたパイロットフィルムは490万回再⽣以上、チャンネル登録者は12万⼈を突破し、SNSや各国のメディアで爆発的な話題となりました。またパイロットフィルムとしては異例となる世界20以上の映画祭での受賞など、世界中で⼤きな注⽬を浴びています。

HIDARI (Pilot Film) – The Stop-Motion Samurai Film

Behind the scenes of HIDARI: The Stop-motion Samurai Film

 

 

カンヌ国際映画祭「アヌシー・アニメーションショーケース」について

「Cannes Animation」は、カンヌ国際映画祭で開催される世界最⼤級の映画⾒本市「マルシェ・ドゥ・フィルム」内のアニメーションに特化したキュレーション・プログラムです。

「Cannes Animation」における注⽬プログラム「アヌシー・アニメーションショーケース」では、世界中から厳選された5作品のアニメーションにプレゼンテーションやパネルディスカッション、ネットワーキングの機会が⽤意され、国際共同制作や配給の機会を創出する重要な場として機能しています。『HIDARI』は本ショーケースの5作品のひとつに選出されました。

「アヌシー・アニメーションショーケース」の選出作品の多くが⻑編映画として完成・公開に⾄っており、過去には岩井澤健治監督『ひな』(2023年選出、⻑編映画制作中)や、松本⼤洋原作『Sunny』(2025年選出、『HIDARI』と同じくドワーフがプロデュース)などが選出されています。直近では、四宮義俊監督『花緑⻘が明ける⽇に』が2024年に選出された後、第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部⾨に正式出品され、2026年3⽉に全国公開を果たしています。

2026年5⽉17⽇(現地時間)には、本作の原案・脚本・監督を務める川村真司氏がプロデューサーの松本紀⼦氏と共にカンヌのステージに登壇し、Cannes Animationのメインプログラムの⼀つ「アヌシー・アニメーションショーケース」においてパイロットフィルムを上映するとともに、『HIDARI』⻑編映画化に向けた現在地と展望をプレゼンテーションします。

『HIDARI』について

【作品概要】

物語の舞台は江⼾時代の⽇本。実在した歴史上の事件や⼈物と、オリジナルキャラクターたちが交じりあい、⼀⼈の男の復讐譚を描いていきます。時の名⼯・甚五郎は、江⼾城改築⼯事の現場で陰謀に巻き込まれ、師匠と愛する⼥性、そして⾃らの右腕までも奪われてしまう。

からくも⽣き延び復讐の⻤と化した甚五郎。失った腕の代わりに武器となる義⼿を造り上げ、かつて⽊を彫るために握っていた道具たちは、敵を屠るための武器へと変貌する。相棒の「眠り猫」と共に復讐の旅にでた甚五郎だったが、次第により⼤きな陰謀へと巻き込まれていく。幕府内に渦巻く権⼒争い、迫り来るカラクリ兵、そして変形する江⼾城…。すべてが彼を飲み込もうとする中で、彼の中にある何かもまた、静かに変わり始めていきます。

HIDARIは、創ることを⽣業とした⼀⼈の男が、破壊に⼿を染めたその先で、⾃分⾃⾝や⽣きる意味をみつけ直す復讐と再⽣の物語です。

【基本情報】

タイトル︓ストップモーション時代劇『HIDARI』

ジャンル︓アクション/ドラマ

⼿法/尺︓Stop-motion(90分)

 

<クレジット>

監督・脚本︓川村真司

共同監督・キャラクターデザイン︓⼩川育

キャラクターデザイン・⽊彫/美術デザイン︓⼋代健志

プロデューサー︓松本紀⼦/富永勇亮/⼤内雅未 ほか

制作会社︓dwarf studios/Whatever co./TECARAT

<関連リンク>

公式サイト https://hidari-movie.com/ja/

公式X https://x.com/hidari_movie

公式Instagram https://www.instagram.com/hidari_movie/

公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@teamhidari

 

コメント

川村真司(監督・脚本)

夢の⼀つであったカンヌ映画祭にこうした形で参加することができ、⼤変光栄です。パイロットフィルムを完成させてから⻑編映画化へ向けた脚本作りや仲間集めをずっとチームと共に続けてきました。⽊彫の⼈形を⼀コマずつ動かして、アニメのようなアクション満載の時代劇を撮る。これは⽇本からしか⽣まれないようなユニークな映像表現だと思っています。今回このCannes Animation「アヌシー・アニメーションショーケース」という素晴らしいピッチの機会を得られたので、この作品への強い想いを世界中の映画関係者に届けてきたいと思います。

松本紀⼦(プロデューサー)

パイロットの完成から3年。いま、Cannes Animation「アヌシー・アニメーションショーケース」でのピッチの機会をいただけたことは、この「HIDARI」という作品が、⼤きな物語を持った⻑編になることを信じて、期待してくださる⽅々がいることだと感じ、この上もなくうれしく思っています。コマ撮りのプロデューサーとして様々な作品を⼿がけてきましたが、この作品はこれまでにないスケールの挑戦だと感じています。この作品の物語も含む全貌、そして新しい挑戦や出会いに満ちたワクワクする旅路と現在地、それを共に歩んでいる素晴らしい仲間のことをお話ししつつ、⻑編映画化を実現するためのパートナーを世界中から⾒つけていきたいと思います!

パイロットフィルムの受賞・公式セレクション・上映(⼀部)

受賞

・ The Webby Awards(第28回)  Best Video – Animation(2024)

・ JPPA AWARDS 2024  グランプリ(⾳響技術部⾨)

・ New York Asian Film Festival(第22回)  Special Mention(2023)

・ ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 優秀芸術賞(2023)

・ 新千歳空港国際アニメーション映画祭(第10回)(2023)

ほか、国内外の映画祭にて多数受賞

劇場上映

・ 新宿バルト9 / T・ジョイ梅⽥(2023年4⽉21⽇〜5⽉4⽇)

・ 渋⾕パイロットフィルムフェス(2024年12⽉14⽇)

公式セレクション・上映

・ StopTrik International Film Festival ̶ International Competition(2024)

・ ひろしまアニメーションシーズン 2024

・ Seoul Indie-AniFest(第19回)(2023)

・ ANIMAFILM International Animation Festival(第6回)(2023)

・ KinoDrome International Motion Picture & Screenplay Festival(2023)

・ Short Shorts Film Festival & Asia(SSFF & ASIA)2023

・ 新潟国際アニメーション映画祭(2023)

・ 徳島ニューノーマル映画祭(2023)

Profile

川村真司 [監督・脚本]

Whateverの共同設⽴者であり、20年以上にわたって世界を舞台に活躍する映像作家/クリエイティブディレクター。ストーリーテリングとテクノロジーを掛け合わせた作品づくりで知られ、テレビCMやミュージックビデオ、テレビ番組といった映像制作から、Lady Gagaのクローンや、⼤阪・関⻄万博2025におけるパビリオンの監修まで、その表現領域は多岐にわたる。こうした作品の数々は世界的にも⾼く評価され、アヌシー国際アニメーション映画祭でのクリスタル受賞をはじめ、国際エミー賞ノミネート、One ShowやClioといったアワードでグランプリも獲得。アメリカで育ったバックグラウンドを活かし、国境を越えたコラボレーションを通して世界中の観客の⼼に響くユニークなストーリーを⽣み出し続けている。

松本紀⼦ [プロデューサー]

広告映像業界からキャリアをスタート。1998年の『どーもくん』2003年『こまねこ』が転機となり、ドワーフの⽴ち上げに参加。タイムレスに楽しめる⾼品質なコマ撮りのコンテンツの制作で、⽇本のスタジオとしては、いちはやく配信のグローバル・プラットフォームとの仕事を始めた。Netflixシリーズ『リラックマとカオルさん(2019)』『リラックマと遊園地(2022)』が話題に。現在はコマ撮りやキャラクターを強みとしながら、その常識を超え、⼿法や会社の枠にとらわれない新しい才能や技術を使った作品を企画し、さらには⽇本の枠を⾶び越えて制作することを⽬指している。最近作は第97回⽶アカデミー賞ショートリストにも選ばれた堤⼤介監督(元ピクサー)の短編映画『ボトルジョージ』。

ドワーフ(株式会社AOI Pro.)[プロデュース/アニメーションスタジオ]

2003年9⽉の設⽴以来、NHKキャラクター「どーもくん」をはじめ数々のキャラクターやコンテンツを⽣み出し、卓越した技術⼒のこま撮りを中⼼とした映像作品で、国内外で評価されているアニメーションスタジオ。フランスでロングラン上映を続ける「こまねこ」や、フランス台湾とのCGシリーズの共同製作が決定した「モーグとペロル」などのオリジナル作品のみならず、さまざまな⼈気キャラクターや有名コンテンツと積極的なコラボレーションをおこなっています。近年ではNetflixシリーズ「リラックマとカオルさん」、同「ポケモンコンシェルジュ」や⻄野亮廣⽒×堤⼤介⽒とのコラボ短編アニメーション「ボトルジョージ」の制作・プロデュースを⼿掛けています。

Whatever Co.[クリエイティブディレクション]

Whateverは、東京、ニューヨーク、台北、ベルリンを拠点として活動しているクリエイティブ・スタジオ。広告、イベント、テレビ番組の企画・制作、サービス・商品開発など、旧来の枠にとらわれないジャンルレスなクリエイティブ課題に対して、世界的に評価されている企画⼒・クラフト⼒を持つメンバーと、最新の技術を駆使した開発を実⾏できるメンバーが共同で携わることで、「世界の誰も⾒たことがないけれど、世界の誰もが共感できる」ようなアイデアを作り続けています。

TECARAT(太陽企画株式会社)[⽊彫⼈形造形/美術制作]

ものづくりスピリットを集結したチーム「テカラ」は、コンテンツ制作、広告に関わる映像・美術制作を⾏うスタジオです。これまでの制作から得た知識と経験をもとに、ストーリー性のあるブランドコンテンツづくり、アニメーション撮影、美術提案を⾏います。名前の由来は「⼿から」。アイデアを最終的に具体化するのはいつだって⼈の⼿です。みなさまの⽬に記憶に残るような映像を届けられるよう活動していきます。

Questry株式会社[コンテンツファイナンス設計]

Questryは「⽇本のコンテンツを⾦融の⼒で世界⼀に」をミッションに掲げ、コンテンツ事業の企画・運営、コンテ ンツファイナンスの設計、デジタル証券事業を展開しています。幅広い⾦融知識を活⽤し、コンテンツへの投資 機会をグローバルな投資家層に提供することで、⽇本のコンテンツ産業における新たな「垂直統合型⾦融」の 仕組み構築を⽬指しています。

本件に関するお問い合わせ先

AOI Pro. お問い合わせフォーム

https://www.aoi-pro.com/jp/contact/general/

 

©︎dwarf/Whatever Co./TECARAT