「大畠雅人のZBrushおすすめプラグイン紹介」②Zbuilder Animals

ArtStationにたくさんあるZBrush用プラグインから、大畠雅人が本気で使えるブラシやプラグインを片っ端から紹介していく連載大畠雅人のZBrushおすすめプラグイン紹介」始動!第二回目は第一回目のZbuilderシリーズ、クリーチャーデザインに激おすすめ「Zbuilder Animals」を紹介。

Zbuilder Animals

はじめに

  1. 販売ページより購入、ダウンロードが完了したら「Zplugin」から「Zbuilder Animals」を選択し起動。

  2. ZBrushでスカルプトしている世界とは別にZbuilderが立ち上がります。画面右のパラメーターで調整していきます。

    デフォルトの素体

    操作するパラメーター

  3. 3種の中からお好みでレンダリングもできます。
    Draft


    Best

    Ultra


Dog

例えばDogを選択しパラメーターを全て「1」にすると犬(ドーベルマン)ができあがります(犬種は変更できません)。

Human

人間も作れますがデフォルトの四足歩行スタイルになります。

LION

犬や人間と同様にパラメーターを操作するとライオンも生成できます。

「C SHAPES」で表情を変えることもできます。口を開くパラメーターなど「ガーン」のような口になってしまうためあまりおすすめはしません。

RANDOMIZE

RANDOMIZEはランダムで色々なパーツを組み合わせて動物を生成する機能です。選択すると数字入力が出てきます。「1」はフルランダムで数字が小さくなればなるほど現在のモデルを少し変化させる程度のランダム生成になります。今回は1でやってみます。

sample01

sample02

sample03

羽があったり爬虫類だったり虫だったり人間だったり……いろんなパラメーターをランダムで組み合わせています。ブタゴリラもできました。2つの動物を組み合わせたくらいが一番いいですね。用途としてはクリーチャーを生成するために作ったのかなと思います。このゴリラやブタのパラメーターもあくまで素材なのかなと。

これは商用利用OKのライセンスなので自分のキャラにすることもできます。クリーチャーデザインするときなどにも使えそうですね。

EDIT POSE

Zbuilder v3」と同様、ポーズ変更もできます。ただ「animals」も関節が潰れてしまうのでおすすめはしません。

——アイデア出しに使えそうですね。

アイデアを出す分にはいいかもしれないですね。造形に使う分にはここにあるものをZBrushに持ってきてそれをベースにもりもり削ったり理想の形にして素材として使うのがベストかなと思います。牛とかゾウとか筋肉の形が手元にない動物を作る場合はかなり重宝するんじゃないですかね。
もし、これを使って犬から狼を作るとしたら顔は捨てます。犬らしいところのみを拾い上げてそこから作りますね。テンプレートの犬は筋肉モリモリだったのでそこから毛並みを作れば下の筋肉が影響されるので、自分が意図していなかった筋肉の説得力が出てきます。毛の流れを作る段階でここに筋があるなとわかるので。ゴツゴツしすぎていて嫌なところは削りつつ僕は作ると思います。

Profile

大畠雅人

1985年生まれ、千葉県出身。武蔵野美術大学油画科 版画コース卒業。2013年株式会社エムアイシー入社。 デジタル原型チームに所属し、数々の商業原型を手 掛ける。2015年のワンダーフェスティバルで初の オリジナル造形「contagion girl」を発表。翌年冬 のワンダーフェスティバルで発表したオリジナル2作目の「survival01:Killer」は豆魚雷AAC(アメージングアーティストコレクション)第7弾に選出される。ワンダーフェスティバル2018上海プレステージでは日本人招待作家に選出。2022年、NHK『おかあ さんといっしょ』人形劇「ファンターネ!」のキャラクターデザインを務める。現在はフリーランス原型師として活躍中。

Twitter@shiyumaimai
instagram@shiyumaimai

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