2025.04.21

松本大洋『Sunny』、マイケル・アリアス監督とドワーフで長編アニメーション映画開発開始!北米のGKIDS配給予定。

ストップモーションスタジオドワーフと北米アニメーション配給会社のGKIDSによる、松本大洋『Sunny』の長編アニメーション映画制作が決定!
松本大洋作品の中でも最高傑作と名高い『Sunny』は、難しい境遇に置かれた子どもたちのリアルで力強い群像劇を繊細なタッチと大胆な構図で描いた漫画作品として、国内外でさまざまな賞を受賞しています。今回監督と脚本を務めるのは、松本の同名漫画を基にした2006年の長編映画『鉄コン筋クリート』で世界的な評価を得たマイケル・アリアス。アニマトリックスなど日米の架け橋として知られる監督の一人で、その後も多くの松本作品の翻訳に関わるなど関係性も深く、ファン待望タッグの復活です!
 

コメント

【マイケル・アリアス監督】

松本大洋さんの『Sunny』は、想像力と無邪気さを武器に、子どもたちが日々をたくましく生きていく物語。どこかディケンズ的な社会へのまなざしがあって、フェリーニのような不思議なユーモアや美しさもあって――でも何よりも感じるのは、この作品に流れている“ハート”です。そんな魅力あふれる世界をアニメーションとして立ち上げていくことに、今とてもワクワクしています。dwarfの素晴らしいクリエイターたちと、この旅をご一緒できることが本当に嬉しいです。

【GKIDS】

GKIDSは、松本大洋先生の愛される『Sunny』を映画化するために、マイケル監督、松本プロデューサー、そしてドワーフの素晴らしいアーティストたちとチームを組めることを大変光栄に思っています。この素敵な作品に敬意を払い、全力を尽くして、時代を超えて愛される映画を作り上げたいと思います!

【ドワーフ】

『Sunny』の物語は高いドラマ性の中でリアリズムとファンタジーが絶妙に融合していて、ストップモーションと実は非常に相性が良いと感じています。原作の深い想いを大切に表現できるよう、日本発ならではのマンガとアニメの手法も巧みに加えた新しいルックの作品を作ろうとチーム一同情熱を持って取り組んでいます。マイケル監督と共にこの素晴らしい作品を引き継ぎ、GKIDSと共に世界に広げていけることを大変光栄に思います。

Profile

松本大洋 漫画家/原作

漫画家・松本大洋は、マイケル・アリアスが監督したアニメーション長編映画『鉄コン筋クリート』の作者として、英語圏の読者にも非常によく知られています。
独特で魅力的な画風、人物、とりわけ子供たちのリアルな描写、そして世間から疎外されてもタフに生きる少年たちとハードボイルドな大人たちによるエモーショナルな物語が松本作品の魅力とされています。
長編時代劇『竹光侍』(原作 永福一成)は、2007年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2011年に手塚治虫文化賞大賞を受賞し、2012年にはアングレーム国際漫画祭最優秀コミック賞にノミネートされました。
また、2008年に『鉄コン筋クリート』で、2019年にはルーヴル美術館を舞台にしたファンタジー『ルーヴルの猫』で、2度ウィル・アイズナー漫画業界賞を受賞しています。いまも、松本大洋は長編漫画の制作に精力的に取り組んで作品を世に送り続けています。

マイケル・アリアス 監督/脚本

マイケル・アリアスは、実写、視覚効果、コンピューターグラフィックス、アニメなど多岐に渡るキャリアを持つ映画監督。『THE ABYSS』や『TOTAL RECALL』といった作品に関与した後、Syzygy Digital Cinemaを共同設立、デヴィッド・クローネンバーグ、コーエン兄弟、スパイク・リーといった監督たちの作品にも参加。1995年には、CGと手描きアニメーションを融合させる初の「トゥーン・シェーダー」を開発し、いち早く採用したスタジオジブリ(『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』)やドリームワークス(『プリンス・オブ・エジプト』『エル・ドラド 黄金の都』)作品にも貢献した。2006年に『鉄コン筋クリート』で監督デビューし、日本アカデミー賞最優秀長編アニメーション賞を受賞。2009年に初の実写映画『HEAVEN’S DOOR』を監督し、2015年に『ハーモニー』でアニメに復帰。また、日本テレビ系『TOKYOエイリアン・ブロス』の共同監督も務めた。アリアスは映画芸術科学アカデミー(アニメーション部門)と視覚効果協会の会員でもあり、最近では、現在開発中のヴェルナー・ヘルツォーク監督の長編アニメ『THE TWILIGHT WORLD』の脚本も手がけている。

GKIDS 共同プロデュース 配給

GKIDSは、世界中のアーティスト主導の受賞歴のあるアニメーションを制作・配給する、アカデミー賞受賞企業です。
13回という驚異的なアカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートの後、同社は2024年に宮崎駿とスタジオジブリの絶賛された長編映画『君たちはどう生きるか』でオスカー像を手にしました。
同社の過去のノミネートには、2010年の『ブレンダンとケルズの秘密』、2012年の『パリ猫ディノの夜』と『チコとリタ』、2014年の『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』と『かぐや姫の物語』、2015年の『少年と世界』と『思い出のマーニー』、2017年の『ぼくの名前はズッキーニ』、2018年の『生きのびるために』、2019年の『未来のミライ』、2021年の『ウルフウォーカー』、そして2024年の『君たちはどう生きるか』があります。
10年以上にわたり、GKIDSの映画界への影響は、スタジオジブリのカタログ作品、細田守 (『未来のミライ』、『竜とそばかすの姫』)、トム・ムーア(『ブレンダンとケルズの秘密』、『ウルフウォーカー』)、バンジャマン・レンナー (『エルネストとセレスティーヌ』)、新海誠 (『天気の子』)、ノラ・トゥーミー (『生きのびるために』)、アルベルト・バスケス (『ユニコーン・ウォーズ』)、湯浅政明 (『犬王』、『夜は短し歩けよ乙女』)など、世界中の巨匠監督の高く評価された映画をアメリカの観客に紹介することを通じて、アニメーションの認識を実写映画と同等の芸術媒体として再定義してきました。

また、GKIDSは、映画芸術としての最高峰のアニメーションを称え、媒体の限界を最大限の芸術的表現の範囲に押し広げる映画製作者を積極的に支援する、ロサンゼルスを拠点とする毎年恒例の映画祭「ANIMATION IS FILM」の創設者兼主催者でもあります。
https://www.gkids.com

ドワーフ(株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND)プロデュース、制作

NHKキャラクター「どーもくん」をはじめ数々のキャラクターやコンテンツを生み出し、卓越した技術力のコマ撮り作品で、国内外で評価されるアニメーションスタジオ。2023年に20周年を迎えました。
フランスでロングランを続ける「こまねこ」などのオリジナル作品のみならず、任天堂、ディズニーなど、さまざまな会社やキャラクターとのコラボレーション作品もあり、近年ではNetflix「リラックマ」シリーズ(アニー賞、エミー賞ノミネート)「ポケモンコンシェルジュ」(アニー賞ノミネート)が世界的にも話題に。他にもTVCM「ゼスプリキウイ」シリーズ、TVアニメ「BEASTARS」「おそ松さん」のタイトルバック映像などの話題作も手掛けています。
2024年にリリースされた堤大介監督(元ピクサー)による短編映画「ボトルジョージ」が米アカデミー賞ショートリストに選出、またパイロット版でありながら猛烈な技術力を見せつけ、数々の映画賞を受賞してコマ撮り業界の度肝を抜いた「HIDARI」は長編プロジェクトが進行中です。

CONTACT

Publicity Contact:
42West for GKIDS gkids@42west.com

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dwarf studios dwarf@dw-f.jp