【アート&イベントNEWS】『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『アリオン』『ナムジ』……アニメ&漫画界の巨匠によるクリエーションの魅力に迫る過去最大級の展覧会「描く人、安彦良和」が4月19日より開催!

© 創通・サンライズ © 東北新社 © サンライズ
青森県立美術館にて「描く人、安彦良和」が4月19日(土)〜6月29日(日)に開催!
『機動戦士ガンダム』キャラクターデザイナー兼アニメーションディレクター、『ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン』『巨神ゴーグ』等を手がけるアニメ監督として著名であり、『王道の狗』『乾と巽ーザバイカル戦記ー』といった数々の歴史物語の編み手でもある安彦良和の作品の魅力を存分に味わえる回顧展です。初公開を含むアニメ制作時の貴重な資料、端正美麗なカラーイラスト、漫画原稿など1,000点以上の作品資料をもとに約50年にわたる創作仕事の数々を紹介します。大学生だった安彦が学生運動に参加し、その思想を育むことになった「原点」の地である青森にて、圧倒的な画力や緻密な時代考証、独自の歴史認識にもとづくクリエーションの軌跡をたどります。
展覧会のみどころ
1.膨大な数のイラストと漫画原稿で、比類のない画力を堪能
1,000点以上にのぼる出品作品には、ポスターの原画や雑誌表紙を飾ったイラストなど、人の目を釘付けにする魅力的な絵が多数。圧倒的な美しさを放つ漫画原稿も存分にご覧いただきます。
2.制作過程がわかる初公開資料の数々
映画ポスターの下絵やキャラクター設定のラフスケッチ、アニメ制作における絵コンテなど、各作の数々が生まれた瞬間を伝えてくれる直筆資料も出品。今回が初公開となる貴重な資料も含まれます。
3.青森ゆかりの資料を特別展示
青森独自の要素として、弘前大学附属図書館が所蔵する安彦らが発行していた機関紙等学生運動関連の貴重な資料、安彦がカットを手がけた弘前のタウン誌を公開。安彦にとっての原点とその後のクリエーションの関係を考察します。
4.多彩な関連プログラム
会期中は、『機動戦士ガンダム』劇場版三部作など展覧会関連作品の上映や豪華ゲストを招いてのトークショーなどを開催予定。イベント情報は、随時、青森美術館ホームページ等でお知らせします。
展示構成
1章 安彦良和の現在
本展導入として、SFや歴史、神話をとおして「人間」を自由闊達に描く安彦の現在地を紹介します。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』や最新アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』、完結したばかりの長編漫画『乾と巽ーザバイカル戦記ー』などから、今なお第一線で活躍する安彦が社会に向けたメッセージを読み解きます。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅴ 激突ルウム会戦 Blu-ray Disc Collectorʼs Edition(初回限定生産)』飾れる収納箱用イラスト原画 © 創通・サンライズ

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ 誕生 赤い彗星 Blu-ray Disc Collectorʼs Edition(初回限定生産)』飾れる収納箱用イラスト原画 © 創通・サンライズ

『乾と巽-ザバイカル戦記-』第 1 話より 漫画原稿 2018 年 © 安彦良和/講談社
2章 北海道に生まれて
安彦良和は、幼い頃から絵を描くのが大好きな少年でした。中学時代のイラスト入りの学習ノート、大学時代に描いた漫画などから、「描く人」の原点を探ります。
3章 動きを描く
『宇宙戦艦ヤマト』で一躍注目を集めた安彦は、様々な作品で生き生きとしたキャラクターを描きました。花形アニメーターとして活躍した時代を振り返ります。
4章 カリスマ・アニメーターの誕生
社会現象を巻き起こした人気作『機動戦士ガンダム』で安彦が果たした役割を、貴重な資料や迫力あるイラスト原画によって紹介します。

『機動戦士ガンダム』(劇場版)宣伝ポスター用イラスト原画 1981 年 © 創通・サンライズ

『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙(そら)編』(シャアとアムロの決闘)原画 © 創通・サンライズ
5章 アニメーターとして、漫画家として
監督を務めたアニメ『クラッシャージョウ』『ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン』『巨神ゴーグ』『ヴイナス戦記』のほか、漫画デビュー作『アリオン』、そして小説挿絵や自ら著した小説、実現しなかった企画まで、旺盛な創作意欲で駆け抜けた80年代を通覧します。

『クラッシャージョウ』『ジ・アニメ』1983 年 2月号表紙イラスト原画 © 高千穂&スタジオぬえ・サンライズ

『アリオン』 SECT.XX Ⅷ 終章〈その2〉より 漫画原稿 1984 年 © 安彦良和
6章 歴史を描く
古代出雲を舞台とした『ナムジー大國主ー』『神武』、日本近代の戦争を描いた『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』、キリスト教を主題とした『ジャンヌ』『イエス』など、ライフワークともいえる歴史漫画の数々を紹介します。

『ジャンヌ』愛蔵版カバーイラスト原画 2002 年 © 安彦良和
関連プログラム
4/19(土)オープニング・トーク「安彦良和の“原点”を探る」安彦良和×斉藤光政(東奥日報編集委員)※4/19は午前に担当学芸員らによるギャラリートークも行います。
4/20(日)安彦良和サイン会
4/20(日)特別上映会+トークショーⅠ『わんぱく大昔クムクム』安彦良和×麻上洋子(一龍斎春水)(声優・講談師)
5/24(土)特別上映会+トークショーⅡ『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』『機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編』安彦良和×庵野秀明(監督・プロデューサー)
5/25(日)特別上映会+トークショーⅢ 『クラッシャージョウ』 安彦良和 × 高千穂遙(作家)
※詳細は、ホームページをご確認ください。
※申込受付は終了しました。
安彦良和(やすひこ・よしかず)
1947 年、北海道遠軽町に開拓民の 3 世として生まれる。66 年に弘前大学入学、学生運動をけん引したことから退学となり、上京。79 年『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当。83 年に映画『クラッシャージョウ』で初監督。テレビアニメでは、83 年放送の『巨神ゴーグ』で原作、監督を務める。一方、79 年には『アリオン』で漫画家としてデビュー。89 年以降は漫画に専念し、『ナムジ-大國主-』『虹色のトロツキー』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などを発表。今年 3 月より集英社週刊ヤングジャンプにおいて、新連載『銀色の路-半田銀山 異聞-』( ぎんいろのみち-はんだやまいぶん-) を短期集中連載として開始する。
展覧会情報
描く人、安彦良和
会期:2025.4.19(土)〜6.29(日)
休館日:4.28(月)、5.12(月)、5.26(月)、6.9(月)、6.23(月)
開館時間:9:30〜17:00(展示室入場は16:30まで)※5.24(土)20:00まで開館(展示室入場は19:30まで)
観覧料:一般1,700(1,500)円、大学生1,000(800)円、18歳以下および高校生無料
セット券:[安彦良和展+コレクション展2025-1]一般2,000円、大学生1,100円、18歳以下および高校生無料
※()内は20名以上の団体料金。※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
主催:安彦良和展青森森実行委員会(青森県立美術館、東奥日報社、青森放送、青森県観光国際交流機構)
企画制作:毎日新聞社、MBS テレビ
企画協力:PONTOON
協力:アニメ特撮アーカイブ機構、潮出版社、NHK 出版、科学映像館を支える会、Gakken、KADOKAWA、九月社、講談社、 スタジオぬえ、創通、中央公論新社、東映、東北新社、バンダイナムコフィルムワークス、文藝春秋
特別協力:国立大学法人弘前大学
後援:デーリー東北新聞社、陸奥新報社、青森ケーブルテレビ、エフエム青森
