プロの原型師&ペインターから学ぶ、スカルプターズ・ラボ主催のスキルアップイベント『SCULPTORS DAY 2025』が12月6日(土)オンラインにて開催決定!

造形師による造形師のためのスキルアップイベント『SCULPTORS DAY 2025』が12月6日(土)にオンラインにて開催決定!講師には、原子和臣氏、藤本圭紀氏、中西宏彰氏、MAマン氏の4名が登壇。
タイムテーブル
11:00〜12:30 「かわいい」要素をフィギュア造形に落とし込む秘訣 by原子和臣
日本のゲームやアニメ、Vのファンは「イラストルックなかわいさ」好き。では、フィギュア原型における「3D女の子の顔のかわいさ」をどう造形するか。今回はフィギュアのかわいさの90%を決定する「顔のかわいさ」に的を絞り、輪郭、凹凸と影、ボリューム、パーツの配置、顔以外の要素の配置のポイントから徹底的に究明する。
1. 「かわいい」とは何か
商業フィギュアとオリジナルフィギュアを題材に、「普遍的な王道のかわいさ」の4つの法則をイラストを描きながら解説。
2. いかに「イラストルック」なかわいさを再現するか
2Dキャラクターの可愛さを3D造形におとしこむ実演。元イラストとフィギュアを使い、2Dのデザインをどのように3Dに落とし込んでいくかを造形しながら解説する。
3. 硬い素材が柔らかく見える輪郭線とは
jonsunさんのイラスト「水着パーカー ミサキ」と、それをもとに手がけた商業フィギュアを実例に、「女の子のやわらかさ」をどう造形するかを実演する。
4. オリジナルで造形する「かわいさ」
オリジナルフィギュアのユリイカを題材に、ゼロから顔を造形していく過程で、つめこまなければならない「かわいさの3大要素」を解説しつつ、実演する。
5. すべては「顔」をかわいく見せるために演出する
オリジナルフィギュアの「リンファ」を例に、女の子をかわいく見せる顔まわりの演出を、実際にフィギュアを動かしながら解説。また、人の目とレンズ効果についても解説。
登壇者:原子和臣氏
1999年生まれ。東京造形大学で彫刻を専攻しモチーフとしての人間の魅力を知る。在学中に出展した「新世代造形大賞2018」をきっかけにオリジナル造形を始める。卒業後はゲーム会社で3DCGを学びながらオリジナルフィギュアを中心に発表。現在は独立し造形作家/原型師として活動している。
X:@_kazuomi_09
instagram:@kazuomi_harako
13:00〜14:30 キャラクターとの対話から始まる、魅力的なポージング実践講座 by藤本圭紀
トップクラスのフィギュア原型師による、フィギュア造形のキモである「ポージング」基礎講座。直立素体からポーズを考えながら3Dラフを作っていく過程を実演し、その間に構図、そのキャラが一番魅力的に見える動きなどをどうつかむか、を解説。関節をバラバラにした素体を強引にポーズ付け・重心取り・シルエット探りの流れで変形させていく、「ポーズの演出」についても実演解説する。
1. ムチムチボディキャラクターのポージング
直立素体からポーズを考えながら3Dラフを作っていく過程を実演し、その間に構図、そのキャラが一番魅力的に見える動きなどをどうつかむか、を解説。関節をバラバラにした素体を強引にポーズ付け・重心取り・シルエット探りの流れで変形させていく、「ポーズの演出」についても解説。
2. モチーフによるポーズの考え方の違い
様々なテイストの作品ごとに変わるポーズの在り方、考え方などの解説。
登壇者:藤本圭紀氏
15:00〜16:30 クリーチャーのフォルム、説得力のある質感造形 by中西宏彰
ゲーム業界で培ったノウハウと、プロの原型師として磨いたフィギュア造形のテクニックをベースに、クリーチャーのフォルム、質感表現における密度感と情報量をコントロールするコツを、座学と実演で徹底講義する。
1. 座学:説得力のある質感表現方法
スライドでフォルム・ディテールの「いい例」「ダメな例」を見せながら、密度感、バランス、けれんみ、強弱の4つの観点から「説得力のある造形」をレクチャー。
2. ライブ造形
クリーチャー造形にテクスチャをいれていく過程をライブ実演。形のまとめかたのプロセス、どういうディテールを入れると実在感をもってくるか、光と造形の関係、などを講義する。
登壇者:中西宏彰氏
1993年大阪府大阪市生まれ。造形作家・原型師・キャラクターアーティスト。 2016年大阪芸術大学キャラクター造形学科 漫画コース卒業。
自然生物が持つ構造、機能からなる造形美とそれらをより説得力のある存在に構築するために有機・無機と幅広い表現を得意とする。質感のディテールやその流れに注力し、完璧な造形を追求した架空のキャラクターを制作。その表面が幻視させる生命力を持ち、工業素材の持つニュートラル性や人工性を帯びた空虚な内部の本質を超えることで彫刻における生命の根底についてダイレクトに問いかける。
2022年に株式会社カプコン退社後は 長年ゲーム会社で得た知識、技術を駆使し独立したアーティストとして活動。現在はフリーランスとしてフィギュア原型、ゲームキャラクター制作を主な業務としながら造形作家としてワンダーフェスティバルなどでディーラー参加。またアーティストコレクティブ「GOLEM」の所属作家として企画展で作品を発表している。
17:00〜18:30 フィギュアの「イラスト塗り」テクニック by MAマン
人気ペインター、MAマンが、最近ニーズが急増している、デジタルイラストを描くようにフィギュアを塗る「イラスト塗り」技法を解説。ゼロから肌塗り、影入れまで、実際に塗っていく過程を公開しながらインパクトを出す光の入れ方、オリジナルとIPもののアプローチの違いなどを解説する。
1.はじめに
・イラスト塗りとは?ー自己紹介
・イラスト塗りの手法を用いた作例
漫画塗り
アニメ塗り
イラスト塗り
絵画風
・絵を描くアプローチでフィギュアを塗る圧倒的メリット
2. 目的・全体の進め方と考え方
・商業or趣味
・彩色の全体像・流れ 始まりから完成まで、進め方
3.道具の選択
・資料の用意
・筆とエアブラシと使い分け
・主な道具
・塗料の特性とふり幅 塗料を使い分ける理由
・ラッカー
・ウレタンラッカー
・水性
・油絵具
4.陰影 ハイライトとシャドー
・光源を増やす
・色数を増やす
・影の大きさの違いの理由
5.色の作り方
・綺麗な色を作るコツ
・筆塗装における希釈
・狙った色を作れない理由
・色の買い方
6.知っておくと得する塗装のコツ
・塗る場所の順序
・含ませる塗料の量
・フィギュアにおける光と影の矛盾点
・明るくなる部分暗くなる部分の傾向
7.筆テクニック
・誰でも陥る落とし穴
・震える手をピタッと止める方法
・これだけは気を付けておきたい事
・筆を使うなら絶対に知りたい3原則
登壇者:MAマン氏
フィギュアペインター/2D×3D Artist。美術を学んだ後、絵画的アプローチと造形的構築の交差に興味を持ち、フィギュア塗装にのめり込む。
2022年11月に初書籍『筆一本からはじめるアニメ塗りフィギュアの教科書』を刊行。現在は平面と立体を横断しながら、立体作品《TSUNOID》をはじめ、立体彩色作品、イラストレーション、絵画、プロダクトデザインなどを手がけている。
Instagram:@m_a_man_
開催概要
SCULPTORS DAY 2025
開催日:2025年12月6日(土)
時間:11:00~18:30
参加費:15,000円(税抜)
会場:オンライン
※1チケットにつき1名での視聴となります。
※ 視聴チケットはCGWORLD Online Tutorialsでの販売となります。



