新進気鋭のイラストレーター・サンダートの独自の魅力を持った「手」

造形家にとってもイラストレーターにとっても常に大きな課題となるのが“手”の描き方。

ここでは誰よりもドラマティックな手を描くイラストレーター、サンダートさん　@TORINIKU_333 の独自の手の描き方をご紹介！

絶妙なポージングや立体感の捉え方、造形にも生かせるヒントが満載です。

今回の資料写真と完成したイラストはこちら！！

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今回のポイント

作画工程

ラフ

指が不自然にならないよう手のひらのアタリをしっかりとります。

手の甲が部分的にしか見えていないので、指の生える位置が不自然にならないように気を付けていきます。

線画

甲側は薬指の骨と手の甲にある骨が目立っています。甲にあるのは小さい骨の集まりで、まとめて手根骨と言います。一塊で目立たないように見えて意外と甲に凹凸を作り出す骨なので、手を観察しながらどの骨が出ているのか調べてみましょう。

小指や親指の反っている感じがとても好きなので資料の手より誇張して描いてます。好きな要素を詰め込めるのが創作の良いところですね！

色塗り

影を付けていきます！

背景を赤にして、深い影に赤を入れていきます。

部分的に主線の色を変えていきます。手首と爪の線は濃い青、他は濃い赤という配色で塗ります。

完成！